過去の記事でも紹介していますが、デジタル写真から3Dモデルを形成するテクノロジーは近年大きく進化しており、大変注目しています。
一般的には、きれいな3Dモデルを作るためには画素数の大きなデジタル一眼レフカメラで撮影された写真を使用することが推奨されています。これは写真の質が3Dモデルの出来栄えに大きく影響するためです。
ですが、もっと手軽に、今手元にあるもので目の前のものをデジタルアーカイブできないかと思いいろいろと実験しているのですが、最近のスマートフォンであればある程度の質のモデルは作れることがわかってきました。
まずは撮影時の写真を紹介します。
このような形で、ターンテーブルに載せ連続して写真を撮影していきました。合計86枚撮影しています。
そして出来上がった3Dモデルがこちらです。
いかがでしょうか。なおこちらのモデルには特に修正を入れていません。細かいところの修正をすることでより良くなると思います。
実在するものをVR空間の中に反映させることがもっと簡単にできるようになれば、eコマースやオークション、ゲームコンテンツ、住宅の内覧など様々な用途で利用して頂けるようになると思います。ぜひお試しください!