• 活用事例

型(金型、シリコン型など)のスキャニングから3Dデータを

型(金型、シリコン型など)のスキャニングから3Dデータを

3Dスキャニングは、立体物を3Dデータ化する際にとても有効な手段なのですが、実は「存在しないもの」をスキャニングすることも可能だということはご存知ですか?

厳密には「存在しないもの」というわけではないのですが、金型、シリコン型など鋳造等に使う「型」のスキャニングを行い、そこから3Dデータを作成することが可能です。


<シリコン型のスキャニング・3Dデータ化>
こちらは腕のシリコン型をスキャニングしたものです。データの編集等はほとんど行っておらず、スキャニングしたままのデータです。このデータから、内部の形状を再現し3Dモデルを形成することが可能です。

<型データからの3Dモデル形成>
これが、このシリコン型のデータから作成した、腕の3Dデータです。まだ修正前で調整が必要ですが、血管など細かいところまで再現できています。

シリコン型と腕のデータを合わせるとこのような感じ。ぴったりです。
実際に型に樹脂を流し込んで作ったように見えませんか?

手元に金型をお持ちの方で、そこから3Dデータを作成したいというご希望がございましたら、ぜひお問い合わせください。